デブスの不思議な旅 ~恋と変と狂愛?と~

また、気まずい食事が始まる――となったその時。

シュリがいきなり立ち上がった。

『桜!』

何事かと桜が目を丸くしてシュリを見ると、頬をさっきのように赤く染めている。暮れかけた夕日がその姿に当たって、一層赤い。

『アスナイ、お前も立て!』

無理矢理腕を掴んで、相棒を自分の横に立たせた。

『……シュリ、お前とうとう頭が』

言い終わらないうちに、シュリがなんとシャツを脱ぎだした。

「!??」

固まる桜。

『何やってんだ、バカ!』
『お前も脱ぐんだよ!』
『あァ!?』

理解が追いつかず、混乱するアスナイ。
剥ぎ取られるようにシャツを取られ、こちらも見事に均整の取れた上半身が夕日にさらされた。