デブスの不思議な旅 ~恋と変と狂愛?と~

そそくさとその上に座り、キュッとマントの裾を握ってうつむく。

(ああ……あんな醜い体をさらして今度は抱きつくとか……もう絶対引かれた…この体重で思いっきりぶら下がっちゃったし……)

筋張った引き締まった首や、胸のたくましさを思い出し、また昼間のシュリの上半身が目に浮かんでしまう。

(もう!変態だよ、私!)

ぷるぷるしながら、恥ずかしさで大声を出したくなるのをこらえていた。

一方シュリは、鬼気迫る表情で火をおこしている。
ブンブンと火おこし機を回しまくり、あっという間に火種を作った。
努めて火に集中しないと、今度こそ、やばい。
少しでも油断したら、あっという間に頭を支配されてしまう。
首筋に感じた頬の温もりと、そのもっと下の、ずっと柔らかな二つの―――

バサバサ!と枯れ葉を火種にかぶせる。一瞬消えたかのように白い煙が上がったが、チロチロと炎が葉を燃やし、さっきよりずっと大きくなってゆく。

まるで自分の情欲を見せつけられているようで、シュリは頭を抱えた。