デブスの不思議な旅 ~恋と変と狂愛?と~

(はあ……もお、死にたい………)

あのきれいなブラウンと紺色の瞳に、自分のこのセルライトでボコボコな太ももや、くびれなんて生まれてこのかた出現した事のない腹や、ムチムチな二の腕を余すところなく披露したかと思うと、恥ずかしさのあまり『見苦しいモノを見せてスミマセン』と土下座したくなる。

(それに…)

一瞬で桜の目に焼きついた、一流ブランドのメンズモデルのようなシュリの上半身。

蒼白になった顔が、みるみる真っ赤になる。

(あーもう何思い出してるのよ!私のスケベ!身の程知らず!)

しかもその相手と今こうして密着していなければならないとは、なんという罰ゲームだろうか。

まさに、穴があったら入りたい。その穴の上から土をかぶせて、埋めてほしい。

そんな気分だった。