デブスの不思議な旅 ~恋と変と狂愛?と~

四日目は、かなり蒸し暑かった。

『暑っちいな……』

バサバサと胸元から風をとりこもうとするシュリ。

(ほんとに、暑い………)

額にじんわりとにじむ汗を、手の甲で払う。

季節というのは、この世界にあるのだろうか。あったとして、地球と同じように四季なんだろうか。

(あ、でも地球だって、はっきり季節がわかれてる国ばっかりじゃないか…)

まわりの植物を見まわしてみると、あまり日本の森林と区別はつかない。
強いて言うなら、葉の色が全体的に明るいのと、大きな木がたくさんあるくらいだろうか。

(まだまだ知らないことだらけ…)

そっと、ため息をついた。