デブスの不思議な旅 ~恋と変と狂愛?と~

『女って、みんなこうなのか?』

母を早くに亡くし、父と男兄弟の中で育ってきたシュリは、素朴な疑問を相棒に投げた。

『知らん』

短く、バッサリと切って捨てる。

『知らんってこたねーだろお前、言い寄る女が途切れた事ないじゃねえか。その場限りでも、何人かは相手したことあるだろ』

『お前も似たようなもんだろ。自分で検証したらどうだ』

心底鬱陶しそうに、赤髪を睨みつけると、シュリはキョトンと目を丸くした。

『いや、俺はないぞ?一回も』

『……………』

やはり無理かもしれない、このバカは。