自分の気持ちだけ考えて、また逃げようとした。
王様だって、一緒に生きていけないのは苦しいはずなのに。
私が自分で、この鎖に繋がったんだ……。
先に立たない後悔に、嗚咽が漏れる。
「ご……ごめ、ごめんなさい……王様……」
偉そうなこと言っておいて。
あなたを一番傷つけて。
大好きなのに。こんなことをされても、まだ。
肩を震わせ泣く桜を、王はじっと見つめていた。
「……………」
“ごめんなさい”
その言葉の意味を誤解した彼は、その涙へのいたわりだとか、優しく抱きしめてやりたいという思いが、急激に凍っていくのを感じていた。
「……往生際の悪い娘よ」
石のような声が出る。
「こんな目にあってもまだ、私から逃げようと思うのか。お前の元の世界に帰りたいと泣くのか」
顔を上げた桜が否定の言葉を言う前に、唇が塞がれた。
乱暴に口の中を蹂躙され、息が出来ない。
思わず苦しげに頭を振ってもがくと、夜着が剥ぎ取られた。
王様だって、一緒に生きていけないのは苦しいはずなのに。
私が自分で、この鎖に繋がったんだ……。
先に立たない後悔に、嗚咽が漏れる。
「ご……ごめ、ごめんなさい……王様……」
偉そうなこと言っておいて。
あなたを一番傷つけて。
大好きなのに。こんなことをされても、まだ。
肩を震わせ泣く桜を、王はじっと見つめていた。
「……………」
“ごめんなさい”
その言葉の意味を誤解した彼は、その涙へのいたわりだとか、優しく抱きしめてやりたいという思いが、急激に凍っていくのを感じていた。
「……往生際の悪い娘よ」
石のような声が出る。
「こんな目にあってもまだ、私から逃げようと思うのか。お前の元の世界に帰りたいと泣くのか」
顔を上げた桜が否定の言葉を言う前に、唇が塞がれた。
乱暴に口の中を蹂躙され、息が出来ない。
思わず苦しげに頭を振ってもがくと、夜着が剥ぎ取られた。
