一緒に昼食をとったあと、王宮へ帰る桜を見送りに、エヴァも外へ出た。
また手を繋いで、玉砂利を踏んで歩く。
見ると、来たときにはあんなにたくさんいた武官たちが、すっかりいなくなっている。
目を丸くする桜に、エヴァは笑って言った。
「分化が終わった時点で、私の神力は回復していますからね。あまり王の臣下の方たちを引き止めておくわけにもいきませんから」
そしておもむろに足を止めて、桜の両肩をつかんだ。
「エヴァさん?」
「王宮までの、護りの神力をかけますから。じっとしていて」
そう言うと、額に軽いキス。
「ひゃっ」
びっくりする桜に笑いながら、口づけしたその場所から、足元まで人差し指でスーッと指した。
ふわんと柔らかい風が一瞬吹いて、すぐにおさまる。
「これでよし。『魔』が来たって大丈夫ですからね」
愛らしく片目をつぶるエヴァに、桜は少し頬を染めてお礼を言った。
桜のその表情を見て、また目を細める。
「……そう言えば、桜さん。まだ聞いていませんでしたね。一体、誰なんですか?あなたが選んだ人は」
また手を繋いで、玉砂利を踏んで歩く。
見ると、来たときにはあんなにたくさんいた武官たちが、すっかりいなくなっている。
目を丸くする桜に、エヴァは笑って言った。
「分化が終わった時点で、私の神力は回復していますからね。あまり王の臣下の方たちを引き止めておくわけにもいきませんから」
そしておもむろに足を止めて、桜の両肩をつかんだ。
「エヴァさん?」
「王宮までの、護りの神力をかけますから。じっとしていて」
そう言うと、額に軽いキス。
「ひゃっ」
びっくりする桜に笑いながら、口づけしたその場所から、足元まで人差し指でスーッと指した。
ふわんと柔らかい風が一瞬吹いて、すぐにおさまる。
「これでよし。『魔』が来たって大丈夫ですからね」
愛らしく片目をつぶるエヴァに、桜は少し頬を染めてお礼を言った。
桜のその表情を見て、また目を細める。
「……そう言えば、桜さん。まだ聞いていませんでしたね。一体、誰なんですか?あなたが選んだ人は」
