以前来たときとは打って変わって、ものものしい警備が敷かれている神宮に着いた。
相変わらず静かに歩をすすめる女官にジリジリしながら、白木で出来た廊下を進む。
エヴァがいるという部屋の前についたとき、我慢できずに戸を開け放って中へ飛び込んだ。
「エヴァさん!」
その声に、部屋の奥の敷かれた布団の上で、苦しげに身を縮ませていたエヴァが、高熱に火照った顔を上げた。
「桜さん……!」
潤むアイスブルーの瞳が、切なく嬉しそうに細められる。
「エヴァさん……ごめんなさい、遅くなって、私……!こんなに辛い状態で、待っててくれたんですね」
たまらず、静止しようとする女官に構わずに、そのしなやかな身をギュッと抱きしめた。
するとエヴァは一瞬だけ驚いた表情をした。
熱に浮かされた真っ赤な顔を幸せそうな微笑みにして、桜の背中に手を回した。
「いいえ……来て……くださっただけで……嬉しい………です…桜さん……」
「大丈夫ですか?怖くない?こんな状態で、三日も水風呂なんて」
そっと、その銀髪を優しくすきながら、トントンともう片手で背中を叩いた。
はぁっ……と満ち足りたため息をついて、エヴァが遠慮がちに黒髪に頬を寄せた。
「大丈夫……大丈夫です。もう……少しも………怖く、なんか……ありませんよ」
「良かった……良かったです、エヴァさん。そばで待ってますからね、エヴァさんが分化のお部屋から出て来るの」
相変わらず静かに歩をすすめる女官にジリジリしながら、白木で出来た廊下を進む。
エヴァがいるという部屋の前についたとき、我慢できずに戸を開け放って中へ飛び込んだ。
「エヴァさん!」
その声に、部屋の奥の敷かれた布団の上で、苦しげに身を縮ませていたエヴァが、高熱に火照った顔を上げた。
「桜さん……!」
潤むアイスブルーの瞳が、切なく嬉しそうに細められる。
「エヴァさん……ごめんなさい、遅くなって、私……!こんなに辛い状態で、待っててくれたんですね」
たまらず、静止しようとする女官に構わずに、そのしなやかな身をギュッと抱きしめた。
するとエヴァは一瞬だけ驚いた表情をした。
熱に浮かされた真っ赤な顔を幸せそうな微笑みにして、桜の背中に手を回した。
「いいえ……来て……くださっただけで……嬉しい………です…桜さん……」
「大丈夫ですか?怖くない?こんな状態で、三日も水風呂なんて」
そっと、その銀髪を優しくすきながら、トントンともう片手で背中を叩いた。
はぁっ……と満ち足りたため息をついて、エヴァが遠慮がちに黒髪に頬を寄せた。
「大丈夫……大丈夫です。もう……少しも………怖く、なんか……ありませんよ」
「良かった……良かったです、エヴァさん。そばで待ってますからね、エヴァさんが分化のお部屋から出て来るの」
