デブスの不思議な旅 ~恋と変と狂愛?と~

しばらくして。
やっとフラウとルネの浴室エステから解放され、花のいい香りをまき散らしながら、寝台にふにゃ、と倒れ込んだ。

二人がかりで気合を入れまくって仕上げた肌は、ツルツルピカピカでしっとりとしていて、真珠のように白い。

「……私には衝撃的すぎたなぁ」

さっきの時間を思い出してかすかに苦笑いする。



“まあぁっ、もったいないですわ桜様、もっとココも!あとココも磨き遊ばして!”

“わあぁあフラウさんくすぐったいくすぐったい!!”

“失礼いたします桜様、カミソリを使いますゆえ、決して動かれませんよう”

“え?……あの……わぁあ!?どこ剃ってるんですか!??”

“整えるだけですわ”

“いやいやちょっ……わー!”

“あ、こちらは全部剃っちゃいますわね”

“わひゃあぁあっ!”

そんな調子で、いい香りのローションとクリームを塗られる頃には、ゼェゼェと息を乱しながらぐったりとされるがままだった。

自分たちの力作を見る職人のような、ひと仕事終えた微笑みでフラウとルネは退出した。