デブスの不思議な旅 ~恋と変と狂愛?と~

「!!!」

彼のその変化を布越しに感じて目を見開き、首まで赤くした。

その耳元にささやく。

「……これでも落ち着いているなどと言うか?」

「………っ」

両手で顔を覆った。

「したい……桜……欲しい……」

白いワンピースが、ゆっくり剥がされていく。

「お前しか欲しくない。だから……」

「王様!」

ある思いを胸に、声を上げた。

「……何だ」

再び水を差されて少し不機嫌に。

「きょ、今日はもう、やめましょう」

「……………………」

冷たい空気が流れ出す。

「止めてくれますよね?私が止めてって言ったんだもん」

恥ずかしいのと、思った以上に王が不機嫌さを増していくのが分かって、冷や汗をかきながら笑って起き上がった。