戸口に出て、沓を履く王を見守っていると、少し迷ったように、彼が口を開いた。
「……これからの時間は、恩賞だけでなく、罰についても決める」
「?……ええ…」
「そなたが王の客人で、深手を負ってしまったのは皆見ている。それゆえ……このまま不問にするわけにはいかぬ」
「えっ……?」
少し眉を寄せる桜。
「シュリの事だ」
「!!」
息を呑む。
「ま、待って王様、罰って……」
うろたえ、指先が冷え始めた。
「王都武官の身でありながら私情で私の客人を誘拐し、『魔』の襲撃にさらした。結果として、そなたに瀕死の重傷を負わせた。……看過は出来ん」
「ち……ちょっと待ってください!私がシュリさんに、『魔』のいる現場に連れてって欲しいと頼んだんです!シュリさんは最後まで止めようとしてました!」
「………」
「私を王宮に送ったあと、合流しようとしてたんですよ、お休みの日なのに!」
「だが、シュリがそなたを無理矢理さらっていったのは事実だ」
ギリッ、と目を細め、眉間にシワを寄せた厳しい顔になる。
「……これからの時間は、恩賞だけでなく、罰についても決める」
「?……ええ…」
「そなたが王の客人で、深手を負ってしまったのは皆見ている。それゆえ……このまま不問にするわけにはいかぬ」
「えっ……?」
少し眉を寄せる桜。
「シュリの事だ」
「!!」
息を呑む。
「ま、待って王様、罰って……」
うろたえ、指先が冷え始めた。
「王都武官の身でありながら私情で私の客人を誘拐し、『魔』の襲撃にさらした。結果として、そなたに瀕死の重傷を負わせた。……看過は出来ん」
「ち……ちょっと待ってください!私がシュリさんに、『魔』のいる現場に連れてって欲しいと頼んだんです!シュリさんは最後まで止めようとしてました!」
「………」
「私を王宮に送ったあと、合流しようとしてたんですよ、お休みの日なのに!」
「だが、シュリがそなたを無理矢理さらっていったのは事実だ」
ギリッ、と目を細め、眉間にシワを寄せた厳しい顔になる。
