でも、その代わり、ほたるがまた君を身に着けることが出来るその日まで、私が君にいろいろな世界を見せてあげる。 寂しくないように、話しかけて。ずっとそばにいてあげる。 きっと君にとっての太陽は、ほたるしかいないと思う。 でも、君の頭上に太陽が輝くその日まで。 私は、君が作り出す美しい青空に包まれて、君を照らそう。 そうやって、支え合って一緒に生きていこう。 ――私たちはもう、一人じゃないから。