クリア・スカイ


「おお、そんなにあの本を気に入ってくれているなんて、嬉しいけど照れくさくもあるなぁ」

「えっ、どうして、神主さんが照れるんですか?」

「あれ、言っていなかったっけ? あの絵本、作ったのは私だよ」

「…………え? ええっ?」


 駆は驚くあまり、持っていた絵本を落としていた。私も、その絵本を見たことはないけど驚いている。

 でもそういえば、昨日奏ちゃんが持っていたポスターは神主さんが描いたって言っていたっけ。


「あの内容、神主さんが考えたんスか?」

「うん、そうだよ。絵も内容もすべて私が考えたんだ」

「すげー! 俺、神主さん心から尊敬します! 後でサインもらってもいいですか」