「……小春。」 「圭哉くん…キャラ違いすぎ、」 「こんな俺は嫌?」 私の肩に顎を乗せて、軽く体重をかけてくる。 そんな行動ひとつひとつが私の心臓に負担をかけてくる。 「嫌じゃない…けど、」 「けど、何だよ。」 「ドキドキして、死んじゃうかも。」 圭哉くんと、こんな幸せな時間を過ごせるなんて思っても見なかったから、 まだ夢を見てるんじゃないかって、信じられずにいる。