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《圭哉side》
帰りのバスの中。
………考えるのは…
いつか見た小春のクラスメイトに手を引かれて歩く小春。
「っ、……はぁ。」
もう何度目か分からないため息をついては、モヤモヤした気持ちが胸の中で渦巻いていく。
今まで小春が俺以外の男といるのを見たのなんて、元カレとか言う見る目がねぇ糞男と、兄貴くらいだった。
あんな下心丸出しな男と…ましてや2人っきりで。
ったく、何してんだよ。
おまけに俺の横は綺麗にスルーしやがって、
何が友達になりたい…だよ。
お前は友達にあっても挨拶もしねぇのかよ。


