圭哉くんは俺様且つ暴君。






「…ごめんなさい。」


「ふっ、何回も謝らないでよ!
そっちのが、結構キツイから。」


「あ、ごめ……ありがとう。」


「うん……これからも、友達として今まで通り仲良くしてくれる?」



「あ、当たり前だよ!
それに、それはこっちのセリフ…!」



翔太くんの事は友達として大好きだし、もちろんこんな事がきっかけで友達ですらいられなくなる…なんて辛いもん。



翔太くんが、変わらず仲良くしてくれるなら、私はそれ以上 望む事はない。



気持ちに答えられないくせに身勝手だけど、もっと仲良くなりたいと思ってるんだ。




「あー!やっと追いついた!小春〜!峰岸く〜ん!!」



タイミング良く聞こえた声に、反射的に振り向けば片手にカキ氷を握りしめた夢子ちゃんたちがこっちに向かって手を振っていて



「わ!夢子ちゃ〜ん!!」



負けじと私も手を振り返した。
これで翔太くんとのデートはおしまい、か。


ホッとしたような、申し訳ないような…複雑な気持ち。でも、素直に嬉しかったよ。



ありがとう、翔太くん。
これからも、こんな私だけどよろしくね!