「だって。」
私は頑張ったんだもん。
もう、"好き"は伝えたんだもん。
でも、圭哉くんからの答えは『忘れろ』だった。
つまり、振られたんだよ。
これ以上、私に何を頑張れと言うのだ。
あのまま、『わっかりましたー!圭哉くんへの恋心…忘れるスイッチ ピッ!』とか言って
お世話係続ければ良かったの?
そしたら、この気持ちもちゃんと消えてくれたわけ?
もう、分かんないんだもん。
「でた、"だって"。小春はいつもそう。
上手くいってるうちは良くても、ダメになりかけた途端…すぐ言い訳して逃げようとする。」
「そんなこと…ない。」
「ある。
楽しそうにしてたじゃん。圭哉くんといる時の小春は、毎日 笑顔でキラキラしてたよ。」
「………。」
夢子ちゃんのお説教は嫌い。
頭の悪い私じゃ、絶対に口で勝てないから。


