圭哉くんは俺様且つ暴君。




「な、なんか…ごめんね!」



なんて謝ってみても、私自身 何に対する謝罪なのか疑問でしかないけれど、



"小春ちゃんって面白いよね"と笑って翔太くんは他の班員の元へと行ってしまった。




な、何だったんだ……今のは。



「にしても、イケメンだな。」



遠ざかっていく翔太くんを見ながら、ボソッと呟けば不意に振り返った翔太くんと目が合って焦る。



今の…聞こえた?



聞こえてない、よね?!



別に聞かれたって問題はないんだけど…何となく、聞こえてませんように。



翔太くんは、ニコッと安定の笑顔を残して再び去っていく。




あーあ、やっぱり翔太くんにこの先 想われる女の子はきっとシンデレラ並に幸せになるんだろうな。


え?なんでシンデレラって?
いや、深い意味なんてないんだけど。



何となくシンデレラって、すごい幸せになった!って気がするじゃん。ほら、幸せになるまでの過程が色々複雑だったから。