圭哉くんは俺様且つ暴君。




いつの間にこんなの書いたんだよ。


しかも、俺が探さなきゃ分からなそうな、でも探せばすぐ見つかる絶妙な場所に。


俺のこと見透かされてるみてぇでムカつく。




しかも、最後のこれ何だよ。



いっつもバタバタ帰ってったくせに。
寂しいです…じゃねぇよ。




「……ふぅ」



出るのは溜息だけ。


思い出すのは困った顔や、怒った顔の小春ばっか。



考えてみれば……小春を笑顔にしてやれた記憶がねぇな。最後に見たアイツは、涙いっぱい流して泣いてたっけ。



想像もしてなかった。

アイツが俺を好きだとか…偽恋人辞めるって言い出すとか…俺がこんなにもアイツに振り回されてる事とか。


全部、全部 想像もしなかったっつーの。




「…アイツ……本気で生意気。」



黙って傍にいればいいんだよ。
何勝手にいなくなってんだよ。

お前に拒否権…ねぇだろうが。