圭哉くんは俺様且つ暴君。




それからもどんどん見つかる小春の紙切れ。



《ソファでばっかり寝てないで
ちゃんとベッドに寝てよね!
☆リビング編☆ こ は る 》



《ちゃんと換気してる?!
ほとんど来ないからって
たまには換気してあげなきゃ
空気悪くなって体に悪いよー!
☆寝室編☆ こ は る 》



どれもこれも、やたらと母親みたいなメッセージ。どんだけ俺の体心配してんだよ。


アホじゃねぇの。

そう思う気持ちとは裏腹に、



《毎回ここでバイバイするの
本当はちょっと寂しいです。
…なんて、書くことなくなって
変なこと書いちゃった。笑
☆玄関編☆ こ は る 》





「なんで傍にいねぇんだよ。」



玄関の壁にもたれ掛かって、その場に座り込む俺の口から漏れた言葉は小春を求めている。


弱々しくて、今にも消えそうで…



「誰が俺から離れていいって言ったんだよ…」



小春には、届きそうにねぇ。