圭哉くんは俺様且つ暴君。




「………やっぱり。」




あった。



《やーっと気づいた!?
でも気付いたとか奇跡に近い☆
タオルは洗濯したらちゃんと
畳んでここにしまってよねー!
またダイニングテーブルの上に
散らかしてたら許さないから。
☆洗面脱衣所編☆ こ は る 》



「お前は口うるせぇ母親かよ。」


小春が来てた頃は、洗濯したタオルを必ずここの扉の中にしまっていた。


適当で良いって言っても言う事聞きやしねぇ。


今じゃ小春の紙切れの言う通り、どうせ順番に使うから…とダイニングテーブルの上に散らかっているタオルたち。



あー、めんどくせー。
まじめんどくせー。



リビングへと戻った俺は、テーブルの上に散らかっているタオルへと視線を向ける。




「畳めばいーんだろ、畳めば。」




……誰もいない家の中。
俺の声だけが響く。


何やってんだ、俺。