圭哉くんは俺様且つ暴君。




「出来ました。」



圭哉くんが片付けたテーブルの上に、出来た料理を並べて夜ご飯の準備完了。


このマンションで料理をするのも慣れてきた。…なんて、ちょっと彼女っぽくて嬉しかったりして。



へへへ。

えへ、へへへ。



「何1人で笑ってんだよ。」


「え?!嘘、笑ってた?」


「無自覚とか、さらにこえー。」



私に悪態つきながらも、イスに座った圭哉くんは手を合わせる。


『いただきます。』をちゃんと言える人だから、私は圭哉くんにさらに惹かれたのかもしれない。



だって、一生懸命作ったものだし…沢山の命を頂くわけだし。ちゃんと挨拶が出来るって当たり前に見えて意外と出来ない人も多いから。


初めて圭哉くんにご飯を作った日に、圭哉くんの口からはきっと『いただきます』なんて聞くことないと思ってたから目を見開いて驚いちゃって…



『そんくらいの常識はある』って、怒られたっけ。