圭哉くんは俺様且つ暴君。





あれから、ピザトーストを食べ終わった私はサクッと帰ろうと立ち上がった。



が、しかし。


「どこ行くんだよ。」



隣でアイスコーヒーを飲みながら私へと睨みを効かせる圭哉くんによってそれは阻止されてしまう。



「ど、どこって…家に帰る。」


「なんで?」


「な?…なんで、と言いますと?」



あたかも当たり前みたいに、《なんで》と聞かれても、食べ終わったから家に帰る。


これは、当たり前の定理じゃないの?



「俺のよる飯。」


「………。」


「作りに来い。

今日はお前も食ってっていいから。」



…ぐふ




ムカつく、のに。
どうして私の胸はこうもときめいちゃうの!!


ダメダメ!
なんか負けた気分になるじゃん。



あー、本当。
無自覚にこういう発言しないで欲しい。