そしてしばらく見つめあっていると、光はフッと消えた。 私と蒼大先輩は顔を見合わせる。 「あれは……まさか」 「静月、これから、学校に行かないか?」 私と蒼大先輩は同じ考えに行きついている。 私は、頷いて、蒼大先輩の手を握った。 なんとなく……あれは、源先輩のような気がした。 私と蒼大先輩にだけ見える不思議な光、それに導かれるように、私達は学校へと向かった。