いつものように4人で 帰ろうとしているとき 私は副会長になりたい思いを みんなに話した。 すると、怜があっさり 咲がなりなよ、と言ってくれた。 怜は4人の中で一番 家が遠かったため 遅くまで学校に残って作業する 生徒会に入ることを 少し疎ましく思っていたらしい。 それに、先生からも 大丈夫なのか?と 心配されていたらしい。 だから、あっさり 副会長の座を譲ってくれた。 晴れて生徒会の副会長に なれた私だった。