それから、しばらく 翔大先輩のチャレンジは 続いたけれど あまりの痛さに私が 音を上げた。 俺のために頑張ってくれて ありがとうと言われた。 そして優しいキスを いっぱいしてくれた。 その日から頻繁に 翔大先輩の家に行くようになった。 ただ、このことは 誰にも話していなかった。 しずくは翔大先輩のこと 嫌ってるから 翔大先輩の話題は 避けていたし 怜や愛ちゃんにも なんとなく話せずにいた。