カレーライス、作りすぎた。
カレーライスは大量に作った方が美味しいので、つい、沢山作る。
美味しいのだけど、冷凍するにはジャガイモが不向きだし、何回も食べると飽きもくる。
食べに来てと、誘おうか。
食べて下さいと、持って行こうか。
そもそも、喜んでくれるだろうか?
迷惑に思われないだろうか?
そんな事を考えていたら、気分が滅入ってきた。
ああ、もう、誘ってしまえ!
メールを作成して、思いきって送った。
さて、サラダでも作ろうか。
携帯電話をテーブルにおいて立ち上がると、着信音が鳴った。
篠原さん?
ずいぶんと速い返信だ。
『お言葉に甘えます!何か、持っていった方が良い物ありますか?何時が都合良いですか?』
時計を見る。
今は夜の7時過ぎだった。
いつでも大丈夫、飲み物はありませんと送ると玄関のインターフォンが鳴って、篠原さんが立っていた。
「ゴメン、速すぎた?」
「どうぞ、入って下さい。」
「お邪魔します。」
彼が背中を屈めて入ってくる。
背が高いから、ぶつからないように気を付けているのかも知れない。
カレーライスは大量に作った方が美味しいので、つい、沢山作る。
美味しいのだけど、冷凍するにはジャガイモが不向きだし、何回も食べると飽きもくる。
食べに来てと、誘おうか。
食べて下さいと、持って行こうか。
そもそも、喜んでくれるだろうか?
迷惑に思われないだろうか?
そんな事を考えていたら、気分が滅入ってきた。
ああ、もう、誘ってしまえ!
メールを作成して、思いきって送った。
さて、サラダでも作ろうか。
携帯電話をテーブルにおいて立ち上がると、着信音が鳴った。
篠原さん?
ずいぶんと速い返信だ。
『お言葉に甘えます!何か、持っていった方が良い物ありますか?何時が都合良いですか?』
時計を見る。
今は夜の7時過ぎだった。
いつでも大丈夫、飲み物はありませんと送ると玄関のインターフォンが鳴って、篠原さんが立っていた。
「ゴメン、速すぎた?」
「どうぞ、入って下さい。」
「お邪魔します。」
彼が背中を屈めて入ってくる。
背が高いから、ぶつからないように気を付けているのかも知れない。