「待って…!
和巳君…!」




話を聞いて…って安梨が泣きながらゆい出した…。




「どうしたの?
安梨?」







まだ、皆んなが入る前で泣きだして…!





「わかった、聞く!
聞くから泣かないで…。ねぇ!」








結局は安梨の泣きで俺は負けた…!







「安梨…!
少しは落ち着いた?」






友達の女の子が安梨に寄りそってくれていた…。









「有難う、美愛!」







美愛って言うんだ…。







「後は俺が…!」








「すみません、安梨の事お願いします…!」









しっかりしていて、派手な子…。








「美愛、有難う!」







「いいわよ…。
心友ならいつでも駆けつけるって…!」









「…笑
うん!」








1番仲がいいんだな…。











ガチャ〜








「あの子と安梨って仲がいいんだな…!」





「…うん!
中学からの仲良しなんだ…。」






「そっか…。」







俺の知らない安梨を美愛って子は知ってるんだもんな…。







「…!」





「和巳さん、ごめんね…!」






安梨が謝った…。






「俺こそ、大人げなかったな…。
ごめんな…。」







安梨が本当に葉山の所に行くかと心配で…。






「う、ううん!
私が悪いの…!葉山君の事好きな気持ちは消えたと思ってたのに…。」






やっぱり、まだ安梨は…!





「…!」







「でもね、和巳さんの奥さんになれるように、そして、この子のお母さんでいられるようになりたいの…!」






安梨…。






「安梨…!
無理しなくってもいい…!俺はずっと安梨の側にいるから…!」






やっぱり、俺は安梨には甘いのかも知れない…。







「和巳さん…!」







いい夫婦にはなるのもゆっくりでいい…。








「俺の側にいてくれたら、それだけでいい…!」







後は俺が幸せにしてやる…。







「…うん泣」








安梨が今の家庭を築けれるなら、俺はそれだけで十分だから…。








「安梨、好きだよ…!」






「私も好き…!」






安梨が幸せになれる家庭を繋ごうな…!






お互いキスを繰り返しした…。






何度も何回も…。






繰り返して…。