安梨〜



突然ですが、今私は葉山君とデート中です…。





何故なら、突然「和泉は俺とデートな」





って言われちゃた〜恥









「おい、和泉!
和泉!」








「あ、何?」








ウキウキしてたら、呼ばれてたの気づかなかった〜!








「お前、ボーとしてると、電球にぶつかるぞ!」








えっ!








「うわ〜!
本当だ〜!」








目の前に電球があるのに気づかなかった…。









「たく!
気をつけろよな…。」









「…うん!」








私、ますます葉山君が好きなんだ…。










「じゃ、行くぞ〜!」







手繋いで、本当に恋人同士見たい…。








「葉山君、手繋い出るんだけど…。」







「嫌か?」









「イヤ、じゃないです!」








私、何ドキドキしてんのよ…。







「じゃ、いいじゃん!」







今日の葉山君、いつもの葉山君じゃないみたい…。






「ねぇ、葉山君!」






「なんだ?」







「う、ううん!
なんでもないよ…。」







聞けない…。







なんか悩みがあるんなら、話して欲しい…。







こんなに葉山君だけ思うとたまらないよ…。