赤き死神は斬撃の歌を纏いて覚醒す

そして、

「それじゃあ、さようなら、関口亜希子。アナタのその体、私がもらうわ」

「――」

冷たい感触が喉を通りすぎ――

亜希子は、首を狩り取られていた。









死神の歌は赤き色――




血に染め果てる深さゆえ――




汝のために舞い踊る――




今我が手は断罪を掴まん――