このままにしておくわけにもいかず家に連れ帰ることにした。、、が。
背丈がかなり高い。180くらいありそうだ。それにたいし私は150くらい。抱えれるのか。。
意を決して女を抱えた。
フワッ
「..!! …かるっ…。」
女は驚くほどに軽かった。
薪のはいった箱を背負い女を抱えて家にかえった。


家について、女を布団の上におろしてやった。
見たところ目立った外傷もないが起きないのできっと疲労だとおもいラベンダーの花を周りにおいてやった。
「起きた時のためにスープでもつくるか。」
今の季節は木の実が出来出す春で冬から蓄えてあった干し肉と山菜、そしてこの地方では栄養の実ともいわれている〝モルナン〟のスープをつくった。
あとは女が起きるのをまつだけだ。
きっとこの女は…
「訳ありだよな..」