「こんにちは〜」
誕生日の日、私はゆうちゃんの家にやってきた。
お店のドアを開けて中に入る。
「こんにちは、聖夜ちゃん。勇輝は二階にいるから、勝手に上がっていいわよ。」
「はい。お邪魔します。」
友達の家に上がるって感覚も、最近わかった。
いつもゆうちゃんの家にお邪魔してばっかりだから、今度は私の家にゆうちゃんを呼ぼう!
階段を上って突き当たりにゆうちゃんの部屋がある。
「入るよー?」
ノックしてから声をかけて入る。
ゆうちゃんの部屋は、イメージとかなり違うんだ。
マカロン型とクッキー型のクッションとか、ピンク色のベッド。
机の前に貼ってある写真は剣道の写真ばかり。
本は、パティシエに関係するものがざっと20冊ぐらい。
どこをどう見ても女子剣道全国1位の部屋には見えないよね。
「いらっしゃーい!」
「ゆうちゃん。お誕生日おめでとう!」
早速私は買ってきたプレゼントを渡す。
実は、ゆうちゃんは見かけによらず可愛いもの好きなのです。
だから、私の選んだクマのストラップを見ると…
「うわ!可愛い可愛い可愛い!えーやばい!」
こうなるわけです。
と言いますか、やばいって。
「よかった気に入ってくれて。」
私がそう言ってようやく座ると、ゆうちゃんは満面の笑みで頷いた。
「ほんと、気に入った!でも、聖夜のくれたものだったらなんでも嬉しいよ!」
…そっか。
私も、もし誕生日にゆうちゃんが何かくれるなら、なんだって嬉しい。
高いブランド物の服とかより、ずっと。
それがきっと、友達なのかもしれない。
私はそれが嬉しくて、改めてもう一度言った。
「お誕生日、おめでとう。」
誕生日の日、私はゆうちゃんの家にやってきた。
お店のドアを開けて中に入る。
「こんにちは、聖夜ちゃん。勇輝は二階にいるから、勝手に上がっていいわよ。」
「はい。お邪魔します。」
友達の家に上がるって感覚も、最近わかった。
いつもゆうちゃんの家にお邪魔してばっかりだから、今度は私の家にゆうちゃんを呼ぼう!
階段を上って突き当たりにゆうちゃんの部屋がある。
「入るよー?」
ノックしてから声をかけて入る。
ゆうちゃんの部屋は、イメージとかなり違うんだ。
マカロン型とクッキー型のクッションとか、ピンク色のベッド。
机の前に貼ってある写真は剣道の写真ばかり。
本は、パティシエに関係するものがざっと20冊ぐらい。
どこをどう見ても女子剣道全国1位の部屋には見えないよね。
「いらっしゃーい!」
「ゆうちゃん。お誕生日おめでとう!」
早速私は買ってきたプレゼントを渡す。
実は、ゆうちゃんは見かけによらず可愛いもの好きなのです。
だから、私の選んだクマのストラップを見ると…
「うわ!可愛い可愛い可愛い!えーやばい!」
こうなるわけです。
と言いますか、やばいって。
「よかった気に入ってくれて。」
私がそう言ってようやく座ると、ゆうちゃんは満面の笑みで頷いた。
「ほんと、気に入った!でも、聖夜のくれたものだったらなんでも嬉しいよ!」
…そっか。
私も、もし誕生日にゆうちゃんが何かくれるなら、なんだって嬉しい。
高いブランド物の服とかより、ずっと。
それがきっと、友達なのかもしれない。
私はそれが嬉しくて、改めてもう一度言った。
「お誕生日、おめでとう。」

