他クラスの教室との格差を感じるEクラスの教室はもうすでに何人かがいるようで気配を感じる

多少の気怠さを感じながら俺は錆びて重くなった扉を開けた


「こんにちは、皆さんお揃いですか?」


一斉に向いた警戒の視線を解すようにローダは穏やかに話し掛けた


「まだ、ユリ…私の幼なじみが来てないのだ。多分、ユリアで最後なのだ」

「そうなんだ。ありがとう。」


ローダの問いに答えた活発そうな女はローダにニカッと毒気のない笑顔を向けた

何故かその笑顔に俺は違和感を覚えた


その後うるさい男に絡まれ俺の気力が無くなりそうになった時