土曜日は水族館に行って、日曜日は私の部屋で特に何をするでもなく、ただのんびりと過ごした。 「紅ちゃん、なんかいいことあったんじゃなーい?」 隣の小雪ちゃんから声が掛かる。 小雪ちゃんは見透かしたような目で私を見ていた。 顔に出てるかなぁ、と考えたところでもう彼女の策略に捕まってしまっていた。 「考えるってことは、やっぱりあったんだね。まぁ、藤沢さんと何かあったんでしょ?もしかして付き合い始めたとか?」 ニコニコと正解を当てる小雪ちゃんに、よくわかるね、と諦めて白状した。