「紀田、おい……紀田。」 肩を掴まれて、やっと今まで呼ばれていたことに気付いた。 「………あ、藤沢。ごめん、何?」 私はそれから2日たった今日でも、まだ田邊君の告白のことを考えていた。 彼を好きになったとかそういうわけではないのだが、私を慕ってくれていた田邊君にはこれからどう対応していけばいいのか、わからなかった。 それに、彼のあの目がやけに頭から離れない。