ーガラガラー

ここって…

「ここは俺らの溜まり場。竜雅以外ははいってこないから」

知ってるし。

「…で、何?」

「そこに座れ」

鈴川の前?4人は周りで立ったまんま。

「…」

「…?」






「俺の姫になれ」









ん?なんか変な単語が聞こえた気がする。

「…もう1回いい?」

「姫になれ」

「……もう1回」

「姫になれ」

「…」

「…」

「はぁぁぁぁ?!!」

なんで?!私が姫に?!



「断ります」

「「「「「は?」」」」」

「断りますって」

「「「「「はぁぁぁぁ?!!」」」」」

うるせぇよ。

廉太郎「なんで?!古泉、入りたくないの?!」
秀太「珍しいね」
理生「…」
力也「…まぁ話を聞けば入るはず。…話だけでも聞いてってください」

「まぁ話だけ」

ってか遠藤ってこんなしゃべり方だった?…前のが偽物か。

「…この前襲ってきた戦龍…覚えてますか?」

「うん」

「…で、古泉さんが雅の彼女だと思ったらしく、古泉さんはねらわれるでしょう」

…私が…鈴川の彼女?……?最悪!!!なんでそんなことで戦いに巻き込まれなきゃ行けないの?!

「…で、姫になり竜雅が守る。というわけです」

「断ります」

「はぁ?!今の話聞いてたか?!…古泉狙われるんやで?!」

…?

「廉太郎」

「あ!!………失態をおかしてもぉた」

「愛田君…そのしゃべり方…」

「俺、ほんまはこういうしゃべり方なんねん。…竜雅の前だけこうしゃべっとったけど、まさか気づかれるなんて…」

いや、あんたが私の前でしゃべったんじゃん。

この場にいる全員がそう思ったけど、口に出す人はいなかった。