「ふぁぁぁ。」

久々の学校。…だる…。

ーガラガラー

「…トモ、おはよ」

「みく!?!なんで3日間来てなかったの?!心配したよ!?」

「あー。…いろいろあって…あ、実はね、陸が帰ってきたの」

「え?!…うそ!」

「ほんとっ!」

「やったね!」

「うん!」

トモと絡んで席につく。

「…」

…竜雅のやつら…今日みんな席にいるけど、私に絡んでこない?…なんで?…いや、嬉しいよ?…でもなんでかなぁって

「…?」

愛田がチラチラと私を見る。

なんなん?…

「…」

愛田がまたチラリとこちらを見る。

うぜぇよ。なに?なんなの?

ーキーンコーンカーンコーンー

ーガタガター

「古泉みく。…」

「ん?」

授業が始まってからいじる作戦?…でも鈴川が話しかけるってことは違うかも。

「…ついてこい」

は?…なんで?

「ごめんね。ついてきてくれないかな?」

嫌だ。…そう言おうと思ったけど竜雅のやつらの顔はなんだか複雑で大人しくついていくことにした。