優雅なバタフライ




「眠…」

ーガチャー

ーバフッー(←ベットに倒れる音)

「…明日は…文化祭の買い物か…」

…あいつらと一緒に入ればなにか情報がつかめるかも…!

「がんばろ…」





【翌日】

「…おはよっトモ!」

「あ!みくっおはよう」

さっそくトモに挨拶して、席に着く。

「…古泉ちゃん、おはよー」

「おはよう」

…愛田廉太郎。…今日買い物なのになんでそんなにルンルンなの?!

ーガタンー

「あ、鈴川君もおはよ」

「はよ」

鈴川 雅からはいつも、他の4人に比べて敵意識が感じられない。

意味わかんない。









【放課後】

「…さ、帰ろ帰ろ!」

「そうだな」

遠藤、愛田はそんなことを言ってる。…早江島も零も帰ろうとしてる。

「ちょ…」

「…今日買い出しだろ」

…鈴川 雅?!

「…えーめんどくさいじゃん!雅ぃ帰ろうぜ」

「そうだよ。雅」

「こいつ1人でいかせればいいだろうが」

ーイラっー

がまんがまん。

「だめだ」

「「「「えーー」」」」

「…」

おもちゃを買ってもらえずに拗ねているガキかってっーの!

「めんどー俺帰る」

「俺も帰りたぁい!」

「俺も」

「………」

ーサァァァー(←4人の顔が青ざめる音)

ん?!なに?!何が起こった?!

「行くぞ」

「「「「はい」」」」

…よくわかんないけど、よかった。