優雅なバタフライ


「お前、何者だ?!」

「私?…」


「誰よりも高く羽ばたき…」


「お、おい、このセリフって…」


「誰よりも美しく舞う…」


「こいつっ?!!もしかして…」


「Bの文字はあるものの証」


「バタフライだぁぁぁぁ!!」


はぁ。2人逃げた。残りは1人…暗くて顔はよく見えない。けど…


ーファンファンファンー

「警察来たよ?ほら逃げないと」

「…」

ん?無反応?


「警察だ!!そこを動くなっ!」

「…え?!」

「は?!」

その声…!

「あ、バタフライさん!お疲れ様です!!」

「あ、うん。おつかれです」

「ここにいる5人連れて行きますね」

「え?!」

やっぱりこの声…

「ううん。4人だけ。そこにいるのは味方だから」

「「え?!」」

「ん?」

「あ、はい!わかりました!!」

「うん。あとはよろしくお願いします」

「はい」

私はその場から立ち退いた。

ータタタター

やっぱり来ると思った。