「竜雅の幹部。…情報集めたか?」

「遠藤力也(えんどう りきや)…勘も良くてよく頭がきれる。そのため、情報収集は彼の役目。総長の鈴川 雅とは幼馴染み」

遊さんは無言で、私は話続ける。

「早江島 理生(さえじま りお)…頭は普通。けど、喧嘩が強い…鈴川 雅とは高校に入ってから知り合って、暴れまくっていた早江島 理生を鈴川 雅は竜雅へ招いた。」

私は多分今、和泉未来じゃなくてバタフライになっているだろう。

「零 秀太(れい しゅうた)…頭はまあよくて、けんかもまぁ強い。けど、相手に信用されやすく、人を使うことが上手い。鈴川 雅に竜雅に入れて欲しいと自ら言った。」

あと1人。

「愛田 廉太郎(あいだ れんたろう)…頭は悪く、喧嘩はその時による…?愛田 廉太郎には嘘を見抜く力がある。鈴川 雅とは中学時代からの友人」

「…へぇ〜情報収集専門じゃないBがここまで調べてるなんてな」

「ばかにしてますか?…このくらいBじゃなくたって出来ます。」

「…だよなー。さすがっ!」

「…」