「ここだよ」
「サンキューな」
「…恭平!!」
ーダダダダダダダー
「はいっ!!」
「善を上まで案内してあげて」
「了解っす!」
「古泉、何から何まで…」
「いいよ。…恭平にいろいろ教えてもらえ」
「ああ」
「じゃ、私は出かけるから」
「未来さん!行ってらっしゃい!!」
「うん」
ーガラガラー
【10分後】
ーガラー
ドアを開けると誰もいなかった。
…徹…ってことは総長室?
ーガラー
「いないし…」
呼び出しておいて、出迎えなしかよ。
…あと行ってないのは幹部室。
ーガラー
「お、未来!」
「徹っ!!…なんで…なんでここにいんだよ」
幹部室に居たのは徹だけじゃなく…
「けい、次郎…芯…」
「久しぶり。未来っ」
「会いたかったよ未来」
「未来ちゃぁぁぁん!!」
「…ちょ、なんで…」
「俺が呼んだ」
「はぁ?!徹てめぇ」
「…悪い。けど麗羅のこと…考え直してくれねぇか?」
「…なんでそんなに私にこだわる?!…それに徹は麗羅復活なんて言ってるけど、麗羅はつぶれてなんかいねぇだろっ!」
そうだ。あの時、私が総長を辞めただけ。麗羅が解散したわけじゃない。
「…総長不在。」
「は?」
「総長不在で麗羅になにができる?」
徹の代わりに次郎が言う。
「…んだよ。総長不在って。徹!!てめぇが総長だろ!!」
「俺は総長にはなれない」
「…はぁ?!」
「…俺らの総長は未来ちゃんだけだよ?…未来ちゃん。」
…芯…
「俺はお前について行きたいんだ」
…けい…
「…けど…」
この4人は総長が私でって言っても、凛は…みんなはどう思うかわからない。

