「お、おい!松っ!タオルだ!」
「宝田!…大丈夫…ごめん。」
「…未来さん。とりあえず部屋に行きましょう。あったかいココアでも持って行きますから」
「…ありがと…」
私が部屋に戻ると言った通り宝田は私にココアを持ってきてくれた。
「…あったかい…」
「…あの…未来さん。…俺らは未来さんの味方ですから。…それだけは覚えててください」
宝田はそう言うと部屋を出て行った。
さっきの奴は城野 徹(しろや とおる)。同い年で私の幼馴染。だから家のことも知っている。けど、そんなことを関係なく接してくれていた。
そんな徹と私は中1の時に麗羅(れいら)という族のグループを作った。…私が総長。徹が副総長だった。
その時の仲間で、幹部生の1人…京来 樹(けいらい いつき)。私達はけいと呼んでいた。けいは私より1つ歳上だけどバカなやつだった。
塁川 次郎(るいかわ じろう)。周りをよく見てサポートしてくれていて、次郎のまわりをよく見る洞察力はすごい。
穂谷 芯(ほたに しん)。私より1つ下で人間嫌い。懐いた人にしか心を開かない。…けど私にはすごく懐いてて甘えて来る。
最後に…夜間 凛(よるま りん)。凛は人懐っこくていろんな人に慕われる子だった。
だけど私があの時…

