優雅なバタフライ




「おい力也、サボるぞ」

「おう」

烈以外の授業はさぼるのね?

私は授業中にこっそり携帯を開いて善にメールする。

《遠藤のこと調べられる?》

《了解》

善に遠藤について調べてもらっている間に、私は問題を解けと先生に当てられた。

「転校生、ちゃんと聞いてたのか?」

「はぁ…答えは√2x3y45」

「せ、正解だ」

当然。…あ、メールきた。

《遠藤力也。勘が良く頭がきれる。鈴川雅とは幼馴染》

私の調べたデータとおなじじゃん。

それは善がそこまでの情報収集術なのか、それとも遠藤の情報が厳重に管理されているのか。

《あと、昔…遠藤力也の母親な死んでいる。しかも遠藤の父親は離婚してていないらしい》

おお。有力情報じゃん!!

《母親はなんで死んだの?》

《暴走族に巻き込まれたらしい。初代晴嵐に》

晴嵐に?!…なるほど。復讐のために竜雅に入った?いや、鈴川についてなのか。