優雅なバタフライ



私はそう言って机を戻し屋上へ向かう。

「バカな子」

遠藤がまたボソッと言った。




ーガコンッッ!!!ー

「うっっざぁぁぁ!!!!」

「び、びっくりしたぁ」

「あぁん!?…善か」

「お前さ、もうばれたから仕方ないけどもっと女っぽくさー」

ーガンッッー

私は思いっきり壁を蹴る。

ーポロポロー

壁が凹みがれきの欠片がおちる。

「いらついてんな」

「あの3人うざい」

「遠藤、早江島、愛田…か」

「さすがわかってんじやん」

「まぁな」

はぁー…うざすぎる。このイライラが爆発する。

「ぐわーー!!」

「な、なんだよ」

「思い出すだけで腹立つ!」

「なにが『バカな子』だよ!」

「ぶっ。そんなこと言われたのか?間抜けだな。あいつら」

「だよねぇ!!」

そう言ってイライラについて語り、それをバカにして2人で笑った。