「お、おい!」

「もぉなによ!」

「お前さ…何者?」

「私?私は和泉未来であってバタフライであって、古泉みくだよ?」

「ーっ」

「未来さん。集合かかってます」

「…わかった」

「あと、善も連れてくるように…って」

「ーっ!…わかりました…」

集合か…。

「善。ついてきて」

「あぁ」







ーガラガラー

「おかえりなさい。未来さん!」

「今日はちゃんと出来んてじゃん宝田」

「はい!」

「お、おい。」

「烈、善連れて行って。私は部屋に鞄置いてくるから」

「わかりました」

善は口をポカンと開けて烈についていく。



「ただいま。お父さん」

「おお。未来おかえり」

「お母さんは?」

「花壇の水やりだよ。」

「ふーん…」

お父さんの隣には烈が座って向かいに善が座っている。私はその横に座った。

「仕事の内容…を話す前にBのこと話さないとな」

「善、私がバタフライだということはわかったよね?」

「ああ」

「私の仕事は竜雅を倒すことではなく、裏切り者を見つけること…だけど…」

むっかつくやつばっかりだから排除してぇー

「未来、好きなようにやりなさい」

「いいの?」

「いいよ。恐慌さえ止められればね」

「わかった」

「それで、善君には未来のサポートをしてもらいないんだ」

私のサポート?!

「俺がですか?!」