着いたのはある倉庫。

「ここでなにすんだよ」

「今日のあんたは、見学だから。」

「はぁ?!!」

「善、見てればわかるよ」

私はかつらを外して結んでいた髪の毛を外す。そして、腕に巻かれた包帯を取り、Bの文字を目立たせる。

「む、紫の髪…Bの文字…まさか」

「あぁ。そのまさかだよ」

私は倉庫の入り口を蹴った。

「誰よりも高く羽ばたき誰よりも美しく舞う。…Bの文字はあるものの証。…」

なんてプリティーなセリフは私のおきまりのセリフ。

「そのセリフは!?バ、バタフライ?!」

「おとなしく降参してほしんだけど」

「なんだと!ガキ相手にびびんな!やれ!!」

「「「「「おお!!!」」」」」

はぁ。毎回毎回、ガキ相手にって…

「うっ!」
「ぎゃっ」
「うわぁ!!」

最高新記録かも!と思うくらい簡単に私は全員を倒した。

「す、すげえ…」