優雅なバタフライ

「その総長として、竜雅にもぐりこむわけだな?竜雅を潰すために」

はぁ。こいつ、キーワードFだって言ってんのに。まぁいいや。烈もなにも言わないし

「そう。…で、あんたはなにが出来んの?」

春野善。確かにすごいけど、やっぱり私のセキュリティはすごい。バタフライのことはバレてない。あと、竜雅を潰すわけじゃなく、竜雅の裏切り者を倒すという仕事だ。…けど。

「…竜雅を潰す!いいよね烈?」

「は?なに今更聞いてんの?それが目的なんだろ?」

「…まあそうだね!」

烈はなにか言いたそうな顔をしてるけど、いいよね!だって竜雅ムカつくんだもん!