「転校生?」
「うん!なかなか友達できなくて困ってるの。だから、友達になってくれない?」
こいつは竜雅について何か知っている。バタフライの私が言うだから絶対。
「友達か」
「うん!だめ?」
「…このなぞなぞを解けたらいいけど」
「わかった!頑張るね!!」
なぞなぞ?めんどくさ!
「でも、私…頭良くてSクラスなんだけどいいの?」
「あぁ。多分お前にとって簡単だから」
私にとって簡単?まぁいいか。
「じゃあ早く出してっ!」
私は元気でかわいい女の子を演じる。
「…BBAZZFMIRH278…このパスわかるよね?」
「…」
このパス…
「てめぇ何者だよ」
「やっと本性だしたな?」
「何者だって聞いてんだよ。私の正体知って生きてられると…」
ーガタンー
「ストーーップ!」
「「烈!!」「烈さん!?」」
「「は?」」
「善、ここで竜雅を潰すと言う単語は禁止だ。F…それがキーワードだ」
「はい」
「あと、善のことを言うの忘れてたって遊さんが」
「…だと思いました」
「じゃ、あとはよろしく!」
「ちょ、烈さん?!」
「俺、呼ばれてんだよ!」
あー。うちのお父さんにかな?

