優雅なバタフライ

え?!もしかしてここ、幹部生に囲まれる形になってる?

私はギロッと烈を睨むと烈は
、ひっ!と声を出してごめんなさい!とジェスチャー。

「お前、俺らに逆らったら許さないからね?」

早江島 理生。こいつもめんどさい。

「俺は零 秀太。幹部生だけど、普通にここの生徒だから気軽に話しかけてね」

こいつはいい奴かも。…なんて思うわけないじゃん!相手を信用させてしまう零 秀太。こいつが話し出した途端、幹部生の口の口角が上がった。

「俺は!愛田 廉太郎だ!!俺も幹部生!
お前古泉 みくだっけ?よろしく〜」

こいつは嘘を見抜ける。…でもね、私はそんな簡単じゃないの。バタフライと未来、2人を演じ分けてきたんだから。

「よろしく!ところで、あなたは?」

「俺は、鈴川 雅だ。よろしく」

「雅は竜雅の総長だから。」
「気安く話しかけんなよ!」
「俺には話かけていいぜ〜」

「おい!転校生をかこむな!」