デスアンサー・二校目

「あ…えっと…なんか割れたな…?」

宮崎は頭をかいて苦笑いをし、俺は邪魔だな、と出て行って二人になった。

「…うい」

ういはみんなが出て行った扉を見つめていた。光彩のない目でじっと。

「…うい?」

「あぁごめんありと。…なぁに?」

「ちょっと聞きたいこと。ういはさ、何を叶えたいの?」

ういは少し俺の目を見つめ、行った。

「『ありとと永遠にズット一緒』」

「え?」

困惑だ。恐ろしいことを言われた。永遠に?嘘だろ??

「ありととずっと一緒にいたいんだ。死んでも一緒なんて…素敵でしょう?」